この記事はこんな方々におすすめ
- キャリアプランをどのように書くのかわからない
- 自分で書いてみたけど自信がない
- 他の人のキャリアプランからヒントを得たい
社内公募に応募する際の選考で、キャリアプランを書かないといけないが
どんな風に書けばいいのか、書いたはいいけどこれでいいか自信がないということはありませんか?
本記事では社内公募の合格経験者である私が、
キャリアプランを書く上での「コツ」を例文から解説いたします。
私は現在社内公募で合格し、今まで携わりたかったグローバル部署で
プロジェクトのリーダーを任されていますが、
一度は社内公募に落ちた経験があり、これから解説する「対策」を実践して
合格する事ができました。
対策することで、書類選考を通過しやすいESを作成できますし、面接の際でも活用する事ができます。
【社内公募を成功させる】受かる人の特徴5選!合格経験者の徹底解説
また、対策の一つとして、転職サイトに登録すると以下のようなメリットがあります。
- 情報収集
- 選考の練習
- 多くのジョブチェンジ候補をつくる
社内の異動なのに、転職サイトに登録する必要があるの?
社内公募はライバルもいるし、選んでもらうために対策が必要で、転職と同じ要素が多いんだ!
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キャリアプランを書く前の準備が重要
社内公募は社内異動でありながら、転職のように自ら手上げをして
希望が被る人がいれば競合するような「転職」の一面を持っています。
希望する部署がどんな人材を求めていて、また自分が求めているものはなんなのか
それらが「マッチング」する時に社内公募に合格する事ができます。
そこで必要になってくる準備が「自己分析と情報収集」です。
自己分析
採用側にしっかりと自分の実績を伝えるためには
まず、自分で自分の経験を振り返る「自己分析」が必要です。
- 自分にはどんな実績があるのか
- その実績はどのように工夫することで実現できたのか
- その経験から何を学んだのか
人に説明できるまでになるためには、まずは自分で自分を納得させる事ができるくらい
深く自分の経験を振り返る事が重要です。
情報収集
冒頭にお伝えした通り、社内公募は採用側と応募側の
マッチングができた時に成功するものです。
いくら自己分析から、論理的に自分の実績の要因や得たものを説明できたとして
採用側の求めていることと自分のマッチングなくして採用にはなりません。
どんな人材が求められているのかを知り、それにあった自分の「強み」をアピールしてください。
キャリアプランの書き方
自己分析と情報収集の準備ができたら、次は以下の点を考慮しつつ、キャリアプランを作成しましょう。
- 社内公募はあくまで通過点
- 「現場所でのキャリアプランのために取り組んでいること」も盛り込む
- 志望動機、自己PRとの一貫性を持たせる
キャリアプランは将来のなりたい姿・目標を実現するために作成する行動計画です。
そのための経験やスキルを獲得するための社内公募になるように、キャリアプランを作成して
書類選考や面接で、論理的に説明できるようにしましょう。
以下のフローを参考にすると、論理的に説明ができ、
キャリアプランを書く際にもブレが少なくなります。
- 将来的な目標
- 得たい経験、スキル、今していること
- 希望部署で得るスキルをもとに達成したいこと
キャリアプランが曖昧だと、「うちには合わない」と希望部署とのミスマッチが疑われ、
定着されないのではと思われてしまい、合格の可能性が下がってしまいます。
社内公募はあくまで通過点
キャリアプランで採用側が聞きたいことは
応募者が将来的にどんな人材になりたいと思っていて
この部署ではどんな経験やスキルを得たいと思っているかということです。
希望部署に合格したその先のプランまでを伝える必要があるんだね
5年後、10年後の先の目指す姿を伝えられるといいね!
だから「社内公募はあくまで通過点」なんだね
「目標達成のために、この部署での経験が必要」と伝えることで
希望部署とのマッチングをアピールする事ができるからね。
将来的にはこんな目標があるので、この部署での経験が必要だと伝えることで
合格して希望部署に入っても、定着して貢献をしてくれるだろうと
採用側にも思ってもらえるようになります。
「現部署でキャリアプランのために取り組んでいること」も盛り込む
「自分の将来的な目標」→「希望部署での経験が必要」と伝える中で
今の部署でも、キャリアプラン達成のために、工夫していることや
心がけていること、活用できることなども織り交ぜてみましょう。
キャリアプランへの真剣さがより伝わるね
また、今の部署での経験を織り交ぜると、他の人との差別化もできるよ!
「将来の目標のために、今はこれをやっていて、さらにこの経験が必要」
と伝えることで、オンリーワンのキャリアプランが伝えられ差別化ができますし
希望部署での貢献がキャリアプランにつながるため、納得のいく説明ができます。
志望動機、自己PRとの一貫性を持たせる
社内公募の書類選考、面接選考では転職と同じように
キャリアプランだけでなく、志望動機や自己PRも聞かれますが
内容が一貫して説明できていることが必要です。
志望動機とキャリアプランとで矛盾は厳禁だね。
本当にこの人はこの仕事をしたいのかな?と思われないようにしよう。
一貫していると、この部署での経験が
本当にキャリアプランで必要なことだと伝わりますし
キャリアプラン・志望動機・自己PRで補完し合う
そんな伝え方を目指しましょう。
例文
上記の内容をもとに例文をご紹介します。
- 将来的な目標
- 得たい経験、スキル、今していること
- 希望部署で得るスキルをもとに達成したいこと
【営業職→本社部門(グローバル)の場合】
①将来的な目標
私は海外駐在をしながら、グローバルに活躍できる人材になることを目標としている。(39字)
②得たい経験、スキル、今していること
現在、営業としてお客様へ直接当社の製品をお届けし、価値を感じていただく業務を通して、製品知識や交渉力身につけてきた。しかし、海外駐在をし活躍するためにはグローバルでのビジネス視点や、異文化コミュニケーションスキルが私に足りないギャップとして認識している。(127字)
③希望場所であるスキルをもとに達成したいこと
当公募に合格することで、グローバルビジネスでの経験を獲得することで、現在の営業での経験を最大限活かし、当社の魅力を世界へ発信するような人材になることをを目指している。そのためにも当公募に合格し、経験を得たい。(104字)
字数制限に余裕がある場合は「なぜ?」の部分を詳しく記載したり
3年後、5年後、10年後などより詳しいプランを説明するようにしましょう。
また、せっかくのアピールのチャンスですので
これまでのキャリアでの具体的な成果などを入れ込むこともおすすめです。
まとめ
本記事では、社内公募に合格するための「キャリアプランの書き方」について
社内公募に落ちた経験も、合格した経験もある私が解説をしてまいりました。
対策することで、書類選考を通過しやすいESを作成できますし、面接の際でも活用する事ができます。
また、社内公募を始める前に、転職サイトへも登録をしておくと
- 情報収集
- 選考の練習
- 多くのジョブチェンジ候補をつくる
以上のメリットがあるので、社内公募と合わせて、社外へも目を向けてみることをおすすめしております。
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社内公募に合格するために、キャリアプランの設問では
自分のプランと希望する部署が求めていること、経験できることがマッチングしている事が重要ですので
「自己分析」と「情報収集」が必須です。
準備ができたら以下の3点を考慮しながらキャリアプランを説明するようにしましょう。
- 社内公募はあくまで通過点
- 「現場所でのキャリアプランのために取り組んでいること」も盛り込む
- 志望動機、自己PRとの一貫性を持たせる
これらを考慮して説明することで、自分と希望部署のマッチングが伝わり
合格率をグッと上げる事ができます。
- 将来的な目標
- 得たい経験、スキル、今していること
- 希望部署で得るスキルをもとに達成したいこと
また、上記のフローで書類選考で記載、または面接で説明することで
論理的に伝わり、ブレも少ない説明が可能です。
最後までご覧いただきありがとうございました。