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社内公募ってよく聞くし、うちの会社にもあるけど実際のところ「異動」と違うの?
違うとしたらなにが違うの?
そんな疑問を持っている方に本記事はおすすめです。
「社内公募」と「異動」はなにか違うの?
その2つはそれぞれの仕組みから大きな違いがあるよ。
自分で手上げするのが「社内公募」、会社から言われるのが「異動」だと思うけど
結局同じ「社内の異動」じゃないの?
確かにそうだけど、その違いから
異動前にすることや、異動後もキャリアや生活に大きな違いが出てくるんだ!
結論としては社内公募と異動は、その仕組みから大きな違いがあります。
本記事では異動も、社内公募も経験している私が、それぞれのメリットをもとに比較解説をしてまいります。
また、社内公募を考え始めたら、転職と並行して実施し、社外からも自分の可能性を探ることをお勧めしております。
まずは無料登録をして、情報収集することが第一歩です。
社内公募と異動の比較
社内公募についてあまり知らない人もいるかと思いますので、まずは仕組みを説明し、さらに異動との違いを比較しながら解説していきます。
社内公募の仕組みを解説
社内公募は新しい人材を採用したい部署が、
異動や退職で抜けた枠に対して、人事部、総務部などに相談し、社内からその人材を確保する仕組みです。
その際に募集する部署は、こんな社員が欲しい、こんな貢献をしてほしいと募集要領を提出しています。
その募集に対して、私はこんなことができる、こんなことがしたいと応募をする社員がいて、部署とマッチングすることで社内公募が成立します。
社内公募と異動の比較表
異動前/後 | 比較内容 | 社内公募 | 異動 |
---|---|---|---|
異動前 | 選択肢の自由 | ◎ | × |
採用準備の負担 (ES・面接) | △ | ◎ | |
人間関係 | △ | 〇 | |
異動後 | キャリアプラン設計 | ◎ | △ |
労働条件 | ◎ | × | |
ライフプラン設計 | ◎ | × | |
人間関係 | 〇 | 〇 | |
社員の主体性 | ◎ | × | |
会社の主体性 | △ 採用は部署が 実施 | ◎ |
異動前
社内公募は社員自らが手上げをすることでジョブチェンジがされるので、「選択肢の自由」がありますが、異動は会社側が最初から最後まで主導権を握ることになります。
しかし、社内公募ではES(エントリーシート)や面接といったように、転職と同じように選考があります。そのため「自己分析」「情報収集」「面接対策」といった準備の負担の有無が違いとなります。
異動は準備することはほぼないです。
社内公募の場合、転職よりも「情報収集」において自社にいる分、より正確で簡単に情報を入手できるのでそれほど負担になりません。
転職と並行する方は「自己分析」は同じステップになるので、そこまで負担も大きくないと言えます。
人間関係については、自分の意思で応募し、合格してから異動するまでにある程度の期間があるため、社内公募は上司や同僚と多少気まずくなることがあります。
社内公募で気まずい?上司同僚に知られた時の対策を経験者が徹底解説
異動後
社内公募は「キャリアプラン設計」「労働条件」「ライフプラン設計」において、自らが望んだ仕事内容や労働条件に合った仕事に応募をするため、異動に比べて思い通りにしやすいです。
異動前に気まずくなる可能性がある「人間関係」も異動してしまえば、新たな人間関係を築くことができるので、異動も社内公募も違いがありません。
自分で将来を設計できるのは「社内公募」の方が向いていますね!
【社内公募】おすすめの人とやめた方がいい人について経験者が解説
それぞれのメリットを経験談から解説
上記にて社内公募と異動の違いについて解説しましたが、それぞれの違いから、経験者である私が経験をもとにメリットを解説してまいります。
「社内公募に応募するメリット・デメリットを経験者が徹底解説」
社内公募にも異動にも共通して「新しいスキルが身につく」「心機一転できる」などありますが、どちらかに特有のメリットに絞って解説します。
社内公募のメリット3選
1.スキルを活かすことができる
会社に入ったけど、得意なことや、自分の資格、スキルを活かすことが今の場所ではできない。
こんな悩みを持っている人は社内公募がおすすめです。
自分で仕事内容を選び、応募ができるので、自分のスキルを活かすことができます。
私の場合は留学で培った英語を使ってグローバルな仕事がしたいと思い、国内営業から国際部へ応募をしました。
2.自分でキャリア形成ができる
将来こんな仕事がしてみたいけど、今の自分には経験やスキルが足りない。
こんなことを思っている方も社内公募がおすすめです。
自分に足りない経験、スキルを得るために、社内でそのギャップを埋めてくれるような部署に応募をすることができます。
社内公募の選考過程で必ず自分のキャリアプランを聞かれますが、上記のようなことを答えられると、合格する確率も上がります。
私は将来海外駐在をして活躍をしたいと思っています。そのため国際部での経験が必要と考え、社内公募を出しました。
3.自分にあった職場を見つけられる
いまの職場の人間関係や雰囲気、労働環境に不満がある方も社内公募を見てみるといいです。
社内の異動とはいえ、部署が変わると人が変わり、上司が変わりますので、上記のような悩みを解決できる可能性が高いです。
新しい部署の雰囲気なども、社内にいるので、直接確認したり、その部署や近くににいる同期や先輩などに聞いてみるのがいいでしょう。
やはり営業はサービス残業が多く、家に帰るのも遅かったので家族に迷惑をかけていましたが、いまでは在宅や定時退社できるので、家族持ちの自分には合っていると感じています。
異動のメリット3選
1.異動までの負担感がゼロ
社内公募では異動と同じように選考があるので準備が必要です。
一方、異動はもちろん選考がないので楽です。
選考などのステップを踏むのがどうしても面倒であれば、異動を待つか、上司への直談判をした方がいいかもしれません。
異動でも気分転換され、また頑張ろうと思えます。また選考がないのでタイミングが合えばコスパがいいです。
2.合否がないので落ち込まない
社内公募の場合、応募して合格できないとやはり落ち込むことはあります。
一方、異動は合否ではなく、会社の意図で実施されるので左遷でない限り落ち込むことはありません。
3.独身だと転勤できて楽しい
転勤はいいイメージを持たない人もいるかもしれませんが、実は楽しいです。
仕事でもない限り、旅行はあっても住むまでにはならない土地に住むことができ
その時ならではの雰囲気や文化に触れることができます。
特に、独身の間は地方転勤も楽しむことができます。
私も仙台、大阪と転勤がありましたが、「住めば都」と本当に思いました。
ジョブチェンジをするなら転職と社内公募の並行がおすすめ
自分の望んだ未来に近づくためには、自分の意思でジョブチェンジをすることをおすすめします。
つまり、社内公募もしくは転職です。
異動の場合は、自分でタイミングも選べないため、大切な人生の「時間」を失うことにもなります。
また、社内公募だけを待つのも時間がもったいなく、さらに選択肢を狭めることになります。
そのため、社内公募もみつつ、社外にも自分のキャリア形成ができる仕事や、労働環境があっている職場を並行して探すことをおすすめします。
社内公募も転職も準備でかぶる部分が多々あり、並行してもそこまで負担になりません。
まとめ
本記事では社内公募と異動比較と、それぞれのメリットについて解説しました。
また、ジョブチェンジをするのであれば、自分の意思、理想、タイミングから選択のできる社内公募もしくは転職をおすすめします。
より多くの選択肢から、自分のキャリアや人生をいい方向に向かせましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。