はじめに
社内公募は自分のキャリアを、自分で切り開くために大変有効な方法です。
特にメーカーで働いている人にとってはさらにおすすめです。
メーカーは部材の調達から製造、管理、マーケティング、販売、アフターサービスまで
かなり多くの業務があり、自らのキャリアプランに沿って色々な経験をすることができるからです。
また、心機一転したい人にとっても、部門が変わることで人間関係や業務を意識的に変えることができるため、有効な手段と言えます。
しかし、どのようにその志望動機を書けばいいか悩む方は多いはずです。
- 社内公募に応募しようと思っているけど、志望動機をどう書けばいいのかわからない
- 志望動機がなんか上手く書けない
- 志望動機に何を書けばいいのかよくわからない
- 今の仕事に不満やキャリアに不安があり、ジョブチェンジを考え始めた
このような悩みを持つ人はぜひ本記事を読んでみてください。

志望動機の書き方のコツが知りたい!

この記事を読んで、社内公募の志望動機のコツを掴もう!
メーカーの人向けに例文もあるよ!

大変有効な対策の一つとして、転職サイトに登録することをおすすめしてるよ。こんなメリットがあるんだ!
- 情報収集
- 選考の練習
- 多くのジョブチェンジ候補をつくる
- 転職に切り替えて

社内の異動なのに、転職サイトに登録する必要があるの?

社内公募はライバルもいるし、選んでもらうために対策が必要で、転職と同じ要素が多いんだ!

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社内公募とは?(社内で新しいポジションに挑戦するチャンス)


社内公募とは、会社が内部で新しいポジションや役割への挑戦を募集することを指します。
多くの企業が、社員のキャリアアップや部署間の流動性を促進するために社内公募制度を導入しています。
この制度を活用することで、社員は新しいチャレンジを求め、自分のスキルや経験を活かして会社内で新たな役割を担うことができます。
社内公募はマッチングが重要


社内公募は社内異動でありながら、転職のように自ら手上げをして
希望が被る人がいれば競合するような「転職」の一面を持っています。
希望する部署がどんな人材を求めていて、また自分が求めているものはなんなのか
それらがマッチングする時に社内公募に合格する事ができます。
志望動機の重要性(成功のためのキーポイント)


社内公募で合格するためには、志望動機が非常に重要です。
採用担当者は、志望動機を通じて応募者の熱意や将来のビジョンを評価します。
志望動機は、応募者がなぜそのポジションを希望するのか、どのような貢献ができるのかを伝える重要なツールです。
これにより、採用担当者は応募者の熱意、適性、将来のビジョンを理解し
他の応募者と差別化となり、成功の可能性を高めることができます。
自己分析と情報収集(成功のための準備)


社内公募に合格するためには、自己分析と情報収集が欠かせません。
自己分析を通じて自分の強みや弱みを理解し、それを応募するポジションにどう活かすかを考えます。
また、応募先の部署で求められている人材像を理解するために、情報収集をしっかりと行いましょう。
自己分析
採用側にしっかりと自分の実績を伝えるためには
まず、自分で自分の経験を振り返る「自己分析」が必要です。
- 自分にはどんな実績があるのか
- その実績はどのように工夫することで実現できたのか
- その経験から何を学んだのか
人に説明できるまでになるためには、まずは自分で自分を納得させる事ができるくらい
深く自分の経験を振り返る事が重要です。
情報収集
社内公募は採用側と応募側のマッチングができた時に成功するものです。
いくら自己分析から、論理的に自分の実績の要因や得たものを説明できたとして
採用側の求めていることと自分のマッチングなくして採用にはなりません。


どんな人材が求められているのかを知り、それにあった自分の「強み」をアピールしてください。
社内公募と転職サイトを並行して行う際のおすすめツール2選


ここからは、社内公募に合格するために活用すべきツールを2つ紹介します。
1. ミイダス適性検査
ミイダス適性検査は、無料で受けられる適性診断ツールです。自己分析や強み・弱みを把握するのに非常に役立ちます。
以下の理由から、社内公募と並行して利用することをおすすめします:
パーソナリティ分析
質問に答えるだけで、自分のパーソナリティや向いている仕事を明確にすることができます。これにより、社内公募でアピールポイントを的確に伝えることができます。
ストレス耐性の評価
自分がストレスをどの程度耐えられるかを知ることで、適切な職場環境を選ぶ参考になります。
面接確約スカウト
診断結果をもとに、あなたが活躍する可能性の高い会社からスカウトが届く機能があります。これにより、転職活動が効率的に進むだけでなく、自分の市場価値も把握できます。
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2. タイズ メーカー専門転職サイト
- メーカー業界での転職を希望している方
- 自分の価値観や社風に合った企業を見つけたい方
- 転職活動全般を一貫してサポートしてほしい方
✅ タイズの主なメリット
1. メーカー業界に特化した専門性
タイズは2005年の創業以来、メーカー業界に特化した転職支援を行っています。そのため、メーカーの業務内容や企業文化、人材ニーズなどに精通したコンサルタントが在籍しており、業界特有の課題や悩みを理解した上でサポートを提供しています
2. アナログマッチング®による個別対応
タイズでは、「アナログマッチング®」と呼ばれる手法を採用しており、担当コンサルタントが求職者の価値観や社風、働きやすさなども考慮して求人を厳選して紹介します。これにより、希望に合った企業とのマッチング精度が高まり、長期的に働ける職場を見つけやすくなります
3. 高い書類選考通過率と企業推薦
タイズを通じて応募した求職者の約40%が書類選考を通過しており、これは業界平均を上回る高い通過率です。また、タイズのコンサルタントは企業との信頼関係を築いており、推薦状を通じて求職者の強みや人柄を企業に伝えることができます 。
4. 一貫したサポート体制
タイズでは、転職相談から求人紹介、応募書類の添削、面接対策、日程調整、年収交渉、退職交渉まで、転職活動の全般にわたるサポートを提供しています。これにより、忙しい方や交渉が苦手な方でも安心して転職活動を進めることができます。
メーカー内で社内公募を成功させる志望動機の解説(例文あり)


自己分析と情報収集ができたら、志望動機の準備は完了です。
志望動機で合格に近づくためには以下の3点を押さえておきましょう。
- 採用側が志望動機に求めていること
- ネガティブな志望動機は禁止
- 受かる志望動機の書き方
採用側が志望動機に求めていることは?


書類選考でも面接でも志望動機は必ず質問される項目です。
採用側は以下の点を知りたい思っていることが多いですので
押さえておくといいでしょう。
- 応募者が希望部署に求めていることは何か
- これから一緒に働く社員として熱意があるか
- 合格後に貢献をしてくれるか
採用側が志望動機で見ていることは文字通り「あなたが何を求めているか」です。
その志望動機と採用側が求めている人材像がマッチングしていると、合格する可能性がぐんと上がります。
また、一緒に働きたい、この部署で貢献してくれるだろうと
思ってもらえうような熱意も伝わるとなお良しです。


マッチングも熱意も求められているんだね。


採用側は人事部と、希望部署の方になる事が多いので、これから一緒に働く人を選んでいるということもあるんだ。
また、メーカーの場合、実際には製造に携わらない業種の人も多くいますが
ものづくりから価値をお客様に届けたいという熱意は伝えたほうがいいです。
経理や総務、人事部でも間接的にお客様にものづくりを届けているという気持ちを求められている場合が多いです。
ネガティブな志望動機は禁止


社内公募やジョブチェンジに挑戦する理由はいつもポジティブなものではありませんが、
志望動機では、前向きな理由で伝える必要があります。
先ほど解説の通り、熱意や将来の貢献を期待できる人を探しているでの
ネガティブな原因で「今の部署からの逃げ」と思われてはよくありません。
以下のような志望動機は禁止です。
- 今の部署の雰囲気がよくない
- 業務量、残業が多すぎる
- 今の仕事ではスキルが身につかない


ついつい、今の職場の愚痴を言ってしまいそうになるけど、気をつけないとね


今の部署での経験を活かして、さらに活躍するという言い方をするようにしよう
受かる志望動機の書き方


以下のような順序で記載をすると、論理的に伝わりやすく、合格に近づく事ができます。
- 結論:希望部署へ行くことで自分が得たい経験、スキル(いきたい理由)
- 根拠や背景:希望部署へ応募したいと考えるようになった具体的な経験や出来事
- 希望部署でしたいこと:「希望部署でできること」と「自分が貢献できること」が一致していることの説明
ポイントは以下の2点です。
自分が経験したエピソードを根拠にする
志望動機は「こんな事がしたい」だけでは
他の志願者も同じようなものなりがちです。
自分だけのエピソードを織り込むことで、本気度や与える印象が大きく変わります。
合格後に希望部署でしたいことがクリアになっている
③の希望部署でしたいことはできるだけ具体的に説明しましょう。
抽象的になってしまうと、本気度がぼんやりとしてしまい、伝わりづらくなります。
「そんな貢献をしてくれるのか」とイメージをしてもらえるような説明ができれば
合格もぐっと近づきます。


上記2つのポイントを大切にすると、伝わりやすい「志望動機」になります。
自分だけの経験から、自分だけにしかない「感情」や「思い」を根拠とすることと
合格後にしたい事が具体的に、はっきり伝えられると
「その希望部署だからできること」と「自分がしたいこと・貢献できること」がマッチしているとアピールが伝わりやすくなります。


「根拠・背景」は自分だけものになります。
学生時代から思っていること、会社で経験したことでもいいです。
例文


本記事では以下3つのパターンに分けて、例文をご紹介します。
メーカー内 社内公募のおすすめ例文3パターン
- 製造→本社
- 営業→本社
- 事業部→機能部門(本社内)
1. 製造 → 本社
❶結論(134字)
私は本社の企画・開発系部署に異動し、現場経験を基にした製品改善提案や、工程の効率化、品質向上に取り組みたい。また、製造現場と本社機能の橋渡しとして、双方の意見をつなぐ存在になり、全社的な課題解決に貢献したいと考えている。
❷根拠(165字)
これまで製造現場で培ってきた「現物を見て考える姿勢」や、「安全性・品質意識」は、現場だからこそ得られる貴重な経験だった。現場で直面した課題に対し、試行錯誤を重ねながら改善提案を行ってきたことから、より広い視点で業務に関わりたいという思いが強まった。その中で本社からの施策に関わり、現場の声を反映した改善を実現したいと考えるようになった。
❸希望部署でしたいこと(70字)
現場で得た課題意識と製造プロセスへの理解を活かし、現場と本社の連携を深めながら、製品力と生産性の向上に貢献したい。
2. 営業 → 本社


❶結論(133字)
私は営業本部や企画部門に異動し、現場で得たお客様視点を活かした施策立案や、全社的な営業戦略の推進に取り組みたい。これまで蓄積してきた実務経験をもとに、より広い影響力を持って会社全体の営業力強化に貢献したいと考えている。
❷根拠(165字)
営業として数多くのお客様と向き合う中で、ニーズに対して最適な提案を行い、信頼関係を築いてきた。そうした経験から、お客様の本音や営業現場の実情を把握する力が養われたと実感している。今後はその知見を社内に還元し、営業戦略や商品企画に活かすことで、会社全体の競争力を高めたいと考えるようになった。
❸希望部署でしたいこと(73字)
営業現場での経験をもとに、本社でお客様視点に立った戦略策定やマーケティング施策の立案に携わり、全社的な営業活動の質を高めたい。
3. 事業部 → 機能部門(本社内)


❶結論(132字)
私は事業部での現場経験を活かし、本社の経営企画・人事・経理などの機能部門にて、事業活動を支える側から組織に貢献したい。現場に即した視点を持った施策立案・実行を行い、事業部との連携をより強化していくことが目標である。
❷根拠(165字)
事業部ではプロジェクト推進やメンバー育成など、多様な業務に関わりながら、日々の業務改善やチーム運営に努めてきた。業務を通じて、会社全体の仕組みや制度に関心を持つようになり、「現場を支える仕組みを作る側にまわりたい」と感じるようになった。そこで、自身の現場理解を活かして、より多くの社員が働きやすい環境を整えたいと考えている。
❸希望部署でしたいこと(75字)
現場で感じた課題意識や改善視点を活かし、制度設計や仕組みづくりを通して、社員の働きやすさと事業効率の向上に貢献したい
まとめ


本記事では、社内公募の志望動機の書き方について解説をしました。
社内公募は転職と同じで、マッチングが重要になってくるため「情報収集」と「自己分析」が必須です。
そのためにも転職サイトを活用することをお勧めしています。
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情報収集と自己分析を実施し、転職の方が向いていると感じる場合もあります。


転職サイトを使うと、自分の視野も広がるし
その上で、転職か社内公募かを決めるのもいいね!
志望動機を作成する際には以下の点に注意しながら、また上記の例文を参考にしながら記載してみてください。
- 結論:希望部署へ行くことで自分が得たい経験、スキル(いきたい理由)
- 根拠や背景:希望部署へ応募したいと考えるようになった具体的な経験や出来事
- 希望部署でしたいこと:「希望部署でできること」と「自分が貢献できること」が一致していることの説明